法廷画家の普段の仕事は何?

法廷画家には、大きく分けて2種類の人がいます。新聞社やテレビ局に勤務している人と、フリーランスの人です。前者の場合、普段は社内で別の仕事をしており、世間から注目される事件の裁判が開かれる時のみ、法廷画を描くことになります。後者の場合、フリーのイラストレーターや漫画家が兼業で法廷画家の仕事をしている人です。法廷画家の仕事だけで安定した収入を得ることは難しいため、専業でやっている人はほとんどいません。具体的には、報酬は1枚につき1万円から10万円程度で、仕事の依頼数も、世間が注目する大事件が頻発した場合は増える可能性はありますが、だいたい年間30件未満とされています。したがってフリーで法廷画家を目指したい人は、本業を持っており、生活の基盤がある程度できていることが大前提となります。特別な資格が必要な仕事ではありませんが、とにかく速く絵が描けることが必須要件とされます。法廷では写真が撮れず、裁判によっては10分程度で法廷から退出しなければならないからです。制限された条件のもと、法廷の雰囲気と被告人の表情などを正確に描く能力が求められます。普段のイラストや漫画の仕事で筆が遅い人には残念ながら向かない仕事と言えます。a0027_000273

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